ストロボ2灯キット(モノブロックス)

モノブロック2灯のセットは、ほとんどの新人プロカメラマンが揃える必需品です。周辺機器（機材）を少し追加するだけで非常に広範囲な商品、人物・モデルなどが撮れます。
ネットショップの商品撮影はもとより、美容室のスタイル写真などにも、このキットはお勧めです。
例によって、使えそうな格安品でキット化します。

なおこのキットで人物を撮るには一定の広さが要ります。背景紙を2.7ｍ幅を使い人物1～2名の撮影なら12畳強（幅3.6ｍ×奥行6ｍ高さ2.4ｍ）程度が必要です。トルソーなどの撮影（背景紙1.75ｍ幅）なら6畳程度（幅2.7ｍ×奥行3.6ｍ×高さ2.4ｍ）あれば撮影できます。美容室のスタイル写真はもう少し狭くても撮れないことはありません。

1灯キットでもセレクトしたGODXの300Wモノブロックストロボです。本体が大きいのが欠点です。電車徒歩移動での持ち運びには適してません。これを2灯使います。なおコストを下げたい場合、1灯は出力の弱いモノブロックストロボやクリップオンストロボを使う手もあります。

2灯なので同じ物（400cmスタンド）を2本でも良いのですが、ブームセットと大型ヘビーなスタンドで組んでみました。ブームユニットは普通の使わないでトップライトなどが必要な時に使うように考えました。

あえてソフトボックスでなく傘トレ型アンブレラでキットを考えました。ソフトボックスに近い光がスピーディーに設置できます。

選択したのは、定評のあるコメットのC-PLUS アンブレックスをセレクト2灯セットなので2本キットに入れます。

美容室のスタイル写真なら室内のオシャレな壁を背景にして撮影可能と思います。トルソーやモデル撮影する時には背景用の機材を購入ください。
背景用スタンドはモデル全身撮影をする場合、高さ3ｍ程度の物がお勧めです。このキットでは低価格品で選んでますがガッチリした物がおすすめです。スタンドに付ける背景は、布、紙、その他の素材があります。色柄も豊富にあります
詳しくはブログをご覧ください。

ライトが2灯あっても、レフ板は必要なものです。セレクトしたものは、レフ面の色が変えられ色調のコントロールも出来ます。また黒を使えばハレ切り（望ましくない光を遮断）の役割も果たします。大サイズと中サイズ2種の購入がお勧めです。

カメラのシャッターと離れた場所のストロボを同調させるには、いくつか方法があります。
ここでは取り廻しを考え無線式の機材をセレクトしました。ストロボ本体に受信機能があり受信機はいらないのですが送受信機セットしか販売されてません。なお参考セレクト品はキャノンカメラ用です。ニコン用は下記参照ください。予算が許せばストロボ光量なども無線で変更できる機種もあります。