DIY売れるネットショップの商品撮影
光がなければ写真は写らない。 当たり前ですが、ここに大きなポイントがあります。ネットショップの一部の商品写真に、ありあわせの照明機材で光を当て、ただ明るさがあるだけ、光が当たっているだけという画像を目にします。一定の光量は必要ですが、光の方向性や光の質にも気を配らないと、商品の情報は顧客に伝わりません。雑な照明では売れる商品も売れません。ありあわせのライトで光をあてるのではなく撮影用機材を使ってください。
商品撮影に使ってはいけない照明機材
大まかに言って、撮影用のライト(照明機材)は、定常光ライトとストロボ(フラッシュ)の2種類です。定常光ライトは文字どうり、室内照明のように常に光っているライトです。光源は広い意味の電球です。
詳しく説明すると、たくさんの種類がありますが、今は蛍光灯とLEDを理解しておけば十分です。(現状LEDだけで十分撮影可能) まず白熱電球、レフランプといわれる昔の撮影用電球は発熱、寿命の短さでほとんど使われなくなりました。(使わないほうがお勧めです。)
カメラやストロボのところでも書いていますように、スマートフォン撮影時は外部フラッシュは使えないため定常光ライトでの撮影になります。またストロボとの接続端子が無く、マニュアル機能がないコンパクトデジカメでも定常光ライトでの撮影しか出来ません。
スマホ(iPhone)でストロボ撮影可能なアダプターが販売されているようですが、実用性がやや劣り、爆発的に売れている様子はありません。
アマゾンで販売中の撮影用蛍光灯ランプ
蛍光灯は、人間の目にはあまり感じませんが、緑の色が強くフイルムでの撮影が主の時代は撮影に不向きとされてきました。デジカメ時代に入り、簡単に緑の色かぶりを消すことができるようになり、急速に蛍光灯ライトが普及してきました。
日本ではSD写真電気工業という、撮影用のアンブレラやソフトボックスを出しているメーカーが蛍光灯を使う照明機材を商品化しました。(このページ最初の写真)当初はあまり話題になりませんでしたが、デジカメが高感度で使えるようになりヒット商品になりました。(注 蛍光灯電球ではなく灯具です)
やがて中国でコピー商品が作られるようになり、現在は大量に流通してます。粗悪なものからプロが使っているものまで、さまざまの商品があります。ただし肝心の蛍光灯ランプ(電球)が製造中止の傾向にあります。現在は、ランプそのものはLEDを選択するのが最良でしょう。
撮影機材が豊富なアマゾンで、販売されている蛍光灯ランプ使用の定常光ライトです。基本的に小物撮影から人物の半身程度撮影までを目標にしています。(半身写真でも光量的に不足気味)
とりあえず紹介するとすれば、このようなキットが販売されています。ポイントは135W蛍光灯付き)ソフトボックスが傘のように開き初心者に使い易いでしょう。(力は少しいります)価格的には、かなり安いと思います。中国製なので、華奢な作り、耐久性のなさは覚悟して購入ください。特にお勧めというわけではありません。買ってしまった方は、電球をLEDの光量がある物に変えると良いでしょう。現状では、元々LED電球が組み合わされたセットを買われるのがベターです。こちらに実際に同等品を購入してのレビューを書いてます。
高い耐久性のある商品はやはり国内メーカSD写真電気工業の製品になります。写真は40cm×40cmのもので本体のみ16,000円です。小物撮影(30cm角程度)はこのサイズで可能です。人物などは大きいサイズの物を購入ください。なおライトスタンドや電球は別売りです。このタイプも新規に揃えられる場合、コストと性能を考えると、あまりお勧めではありません。次に書いているLEDライト類がお勧めです。
LEDライトも当然、定常光ライトです。歴史が浅いのはお分かりと思います。
近年は、ビデオ撮影用として多数販売されるようになり、さらにはストロボのモノブロックタイプのような形状で非常に明るいライトも販売されています。(昔の500Wレフランプ4灯~8灯相当、それ以上の明るさを持つものもあります。)なお電球のようにソケットにねじ込むタイプは少数が発売されているだけです。当サイトでは、電球タイプは数機種だけしかお勧めしていません。参考LDE電球 小型で明るいビデオライトが比較的多種販売されてきました。小物撮影であれば使用に耐える状況になりました。
アマゾンで販売している低価格LEDライト、小物撮影のメインライトや、中型商品の補助光には使えます。
Youtubeに個人が動画をアップすることが増え、ビデオライトは、多くの製品が販売されています。管理人が考える購入のポイントは3点あり、1、色がきれいなこと、2、明るさがあること、3、なるべくLED電球むき出しでないことなどでしょう。((ディフューザーでカバーしてある物を選ぶ)全般に、デフューザーなどを工夫しないと高品位な画像は撮れません。モノブロックストロボと同じような形状のLEDライトで大光量タイプにアクセサリーを付けないとストロボ撮影同等のクオリティのある商品写真を撮るのは難しいと思います。
当サイトでは、なるべくコストがかからない機材例・撮影例を紹介予定です。
プロカメラマンが定常光ライトを使うのは、動画と同時の商品撮影などクライアントの指定、特殊な商品の撮影時のみです。ほぼ全ての撮影にストロボを使います。
スマホ内蔵カメラや、コンパクトデジカメしか使えない場合を除き、フラッシュ撮影にチャレンジしてください。コスト面でも定常光機材とフラッシュ撮影機材の違いはわずかです。フラッシュ撮影は、ポイントさえ押さえれば、それほど難しものではないでしょう。