実写 定常光でワインボトル

定常光2灯でワインボトルを撮影

右メインのライト
中華製ライト

定常光ライト2灯で同じようにワインボトルを撮ってみました。メインはRIFA40×40をディフューザーなしでアクリル板の後ろにセット、もう1灯は10年近く前に手に入れた中華製のまがい物です。ボックスの生地が薄く透けて見えるのが分かるように何とも言い難い品質です。

まず、40×40CMの大きさでは少し大きさが足らないと思い、乳半アクリル(50cm×65cm)のサイドに黒ボードを付けて自立するようにしました。
ボトルの背景には、乳半アクリル板をたらし後ろに中華ライトを設置しました。背景を白飛ばしするためです。両脇にハレ切りを立ててます。

写真1

メインのアクリル板の上部に半円形のケント紙を貼り付けて、ラベルの部分だけレフを当てて撮ったのが写真1です。
レフ板の位置を数センチ上げるべきでした。(TOROの文字の下に写りこみ)

キャップのところにもレフを当てようと考えましたが、手間取ったわりに効果が薄いので断念しました。

右下のかすかに写っているのがラベルに向けたレフ板です。

写真2

メインライトの乳半アクリル板とほぼ同じ大きさのレフ板を入れて撮ったのが写真2です。左右の肩の部分の写りこみを揃えるため半円形のケント紙は使っていません。角のライトの場合の形です。

切り抜きは2灯使っているため簡単に行きます。台の部分だけ注意すればうまく行きます。

切り抜き処理したものが写真3です。メインのハイライトがもう少し強いほうが良かったと思います。時間をかければ肩の写りこみを両方とも丸くすることも可能です。

全般に撮影データーは、ISO200、レンズ85mm(キャノンAPS-C)35mm換算136mm、絞F8、シャッター速度10秒前後です。

やはり40×40CMのライトでは限界があります。また調光が可能だと撮影が楽になります。