料理撮影1灯キット(クリップオンストロボ)
料理撮影1灯キット(モノブロック)と考え方は同じです。モデリングランプがないのと光量が少ない点が違います。普通のコース料理程度であれば光量は足ります。ただし湯気の撮影など連射で充電が追い付かないこともありえます。
商品撮影キットと同じで、太陽は一つの原則を理解するには適切なキットと思います。プロカメラマンも電車・徒歩移動を強いらる案件の場合1灯で撮影することもあります。
飲食店の店内で撮影、テーブルに料理を置いて撮ることを前提としてます。中華料理の丸テーブルなど極端に大きなテーブルは対象外です。(光が回らない)
ここでもコスト重視で、クリップオンストロボでのセットを組んでみます。
クリップオンストロボ本体
比較的評判の良いGODOX社製で光量のあるもの、価格で単三電池を使用するタイプを選択しました。
ライトスタンド(ブーム付き)
モノブロックのキットと同じものをセレクトしてます。大は小を兼ねるです。ブームなしスタンドだけでも撮影できないことはありませんがライティングの自由度が違います。
ソフトボックス
ソフトボックスは、ホルダーとセットで価格が安いGODOX ソフトボックスを選択しました。NEEWERなど他のブランドの物もあります。60cm×60cmの表示ですが外寸のため発光面はひと回り小さいものです。コース料理が多い場合、80cm×80cmタイプを選んだ方が良いでしょう。
ストロボトリガー(無線同調)
カメラのシャッターと離れた場所のストロボを同調させるには、いくつか方法があります。
ここでは取り廻しを考え無線式の機材をセレクトしました。ストロボ本体に受信機能があり受信機はいらないのですが送受信機セットしか販売されてません。なお参考セレクト品はキャノンカメラ用です。ニコン用は下記
レフ板(モノブロックストロボセット)と同じ
1灯撮影の場合、どうしても影の部分が暗くなりすぎることがあります。料理写真は明るめが好まれますのでレフ板は必須アイテムです。
銀反射の物と白反射を使い分け出来るよう選んでみました。大きさはB4サイズぐらいが料理写真には適していると思います。
モデリングランプの代用ライト
モデリングランプを補うライトが撮影場所により入用になるかもしれません。非常に暗めの店内での撮影では、カメラのオートフォーカスも暗すぎて合わないことがあります。クリップライトを一つ用意しておくと便利です。ACタイプならかなり明るい物があります。充電タイプなどもコンセント不要で使えないことはありません。(少し暗い)なおこの代用ライトで撮影は無理と思っていてください。
クリップオンストロボ1灯キットまとめ
このキットの総額は24,677円です。
内訳 ストロボ本体8,000円、ブーム付きライトスタンド 6,799円、ソフトボックス 3,198円、 レフ板 1,750円、 無線トリガー 3,
494円 クリップライト 1436円 収納用品は計算(キット)入れてません。
この他、充電式単三4本(充電器も)などがあった方が普通のアルカリ乾電池を使うよりランニングコストが下がります。
レフ板を自作したり、有線(シンクロコード)で同調させるととコストは下がります。ブームを使わないライティング法で料理写真を沢山撮るカメラマンもいます。(大き目のライトスタンドはいる)
ソフトボックスはやめて傘トレセットにする方法もお勧めです。(セッティングが速い、楽という利点がある)